「羽釜のご飯」の象印の技術

CMで「極め羽釜」は出てきます。
「羽釜のご飯」が美味しく炊ける。その羽釜を炊飯器に取り入れ、極めたというメッセージのようだ。
そもそも「羽釜」が美味しく炊くことに意味があるか?そこからよく分からない。
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そこから研究してみます。
「羽釜」の下部の丸みを帯びた形状が水の対流を促し、お米一粒一粒がムラなくふっくらと炊けるとある。これがもちもちでうまく炊けく秘訣のようだ。
ただし、羽釜の「羽」の意味がこの2つのサイトの記載ではわかりませんでした。
象印HPによれば 
炊飯器は、複雑な対流を起こす釜底の形状、内釜の羽にかまどヒーターがあり、熱を対流させる内釜と本体の間の断熱空間と、炊きムラを抑える広くて浅い釜底形状があると、
書かれていた。炊きムラをなくす釜構造に工夫があることが分かってきました。
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象印HP(1)
「大きな羽が側面加熱を強化する」
内釜と本体の間に広い断熱空間を生み、かまどヒーターからの熱を大きく対流させます。
内釜の羽から熱を伝えます。従来品の1.25倍※1の火力に高め、お米を芯からふっくらさせます。
※1 当社従来品平成27年NP-W型かまどヒーター80W NW-A型かまどヒーター100Wとの比較
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象印の炊飯器の構造は、内釜に羽があり、内釜と本体の間に広い断熱空間が合うようです。

象印HP(2)

角度のある釜底が、複雑な対流を起こす。

平らな底と斜めの底で、2方向から激しい対流が起きます。

2つの泡がぶつかり、複雑な対流を起こすことで、お米を豪快にかき回します。

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象印HP(3)

広くて浅い形状だから、釜全体に効率よく熱が伝わり、

沸とう前から炊きムラが抑えられます。

 

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