オープンイノベーションが興ている業界に参入企業は?

□ 概況

自動運転車の業界は、オープンイノベーションが興ている限られた業界と言える。トヨタをはじめ自動車メーカー各社は、他社とアライアンスを複数しているからである。

自動車メーカーのトヨタ日産自動車アウディボルボメルセデスBMWGMフォルクスワーゲン、フォード、ルノー 、ホンダ 、マツダ 、スバル 、三菱自動車ZMP 、テスラ が自動運転車の開発をしている。

サプライヤーのコンチネンタル、 デンソーパナソニック三菱電機は、センサや制御の技術を開発している。 

ITメーカーのWaymo、AppleソフトバンクAppleインテルNVIDIAGPUなどの半導体やソフトウエアなどを開発している。

タクシー、ライドシェアのUber、リフト は、地図を利用して車を誘導する技術などを開発している。

それぞれがアライアンスをし、自前で開発する自動車メーカーは取り残される状況があるからである。

キーパーツには、LiDARなどのセンサがあ流。多くのパートメーカーやスタートアップ企業が開発をしていて、競争が激しい。

それに加えて、ライドシェアやタクシー、トラックなど、自動運転車を活用したサービス(ビジネス)を目論み、自動車の誘導(ナビゲーション)技術、自動車間の走行距離制御、など、様々なソフトウエアの技術開発が進められている。

このようにパーツ、自動車、サービス、ソフトウエア、情報整備、など、技術開発が多くの企業で行われていて、着実に自動運転車の無人化になる時代が近づいてきてる状況で、その先のサービスまでビジネスが視野に入っている。その市場規模は、巨大になることが予測されている。

しかし、LiDARセンサは、数百万円するなど、高価。それにサイズが大きいなど、普及に必要な価格、サイズ、などが現時点で十分ではない。自動運転の制御にしても、事故を引き起こす懸念があり、公道を無人で自律走行させるには、もう少し技術のレベルアップが必要になる。

だからこそ、最先端の技術を早く手に入れ、商品化したい。それを狙って新たな企業が独自の技術で参入を目指している。

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