Continental AG 自動運転の近未来「クルージングショーファー」

自動車部品サプライヤーの世界的大手 ドイツのコンチネンタル社は、「クルージングショーファー」という自動運転の近未来像を示している。

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自動車メーカーではない、部品サプライヤーが、未来像を打ち出し前向きな戦略である。

高速道路だけでなく、一般道での自動運転が考えられ、自動駐車など、様々な場面での自動運転機能が視野に入っているようだ。

日本は、法律の壁があって、無人自動運転の実現には時間がかかりそうであるので、ドイツが先に無人自動運転を実現してしまうかもしれないと感じる。

そうなると技術も特許も日本は、遅れをとることが懸念される。

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全固体電池はトヨタだけのものではない

しかし、固体リチウム電池は、日立造船にも技術があるという記事があることが分かった。

現在の液体電池より「2倍の出力」を出せる性能があると言われ、「マイナス電極の不安定」などの問題を解決し、実用化に成功すれば、「充電時間も数分の単位」になり、車に搭載するスペースも節減出来てEV車の実用化に近づく。」と記事に書かれている。

トヨタの技術的と日立造船の技術の違いはあるのか?まだ不明であるが、今後、調べてみたい。

【EV進出、古の日立造船】固体リチウム電池と自動運転で、自動車産業に挑む 財経新聞

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日立造船:自動車業界で売上高拡大へ-EV用電池や自動運転で新技術 ブルームバーグ

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自動運転自動車・EVの電池革命、全個体電池(2)

技術は、「酸化物層含有発電素子 含む 全固体リチウム二次電池」だった!
前回ブログで書いた全個体電池の特許を調べた結果がこれだ。

トヨタ自動車(株)と東京工業大学NEDOプロジェクトの研究グループは、リチウムイオン電池3倍以上の出力特性をもつ全固体電池の開発に成功しましたとあって、その特許出願内容から技術を深堀してみた。

出願日: 2008/02/12 登録日: 2011/03/04

権利者;トヨタ自動車(日本)

要約

【課題】本発明は、硫化物系固体電解質材料が含まれている電解質含有層と外気中の水分との反応を抑制することができる、耐水性を向上させた全固体リチウム二次電池を提供することを主目的とするものである。

【解決手段】本発明は、硫化物系固体電解質材料を用いた全固体リチウム二次電池であって、少なくとも上記硫化物系固体電解質材料が含まれている電解質含有層と外気とが接触する部位に、実質的に水分を含まない上記硫化物系固体電解質材料が酸化されてなる酸化物層が形成された酸化物層含有発電素子を有することを特徴とする全固体リチウム二次電池を提供することにより、上記課題を解決する。

請求項

硫化物系固体電解質材料を用いた全固体リチウム二次電池であって

少なくとも

前記硫化物系固体電解質材料が含まれている電解質含有層と外気とが接触する部位に、実質的に水分を含まない前記硫化物系固体電解質材料が酸化されてなる酸化物層が形成された酸化物層含有発電素子

を有する

ことを特徴とする全固体リチウム二次電池

自動運転自動車・EVの電池革命、全個体電池

ハイブリッド自動車やEV自動車の普及が目覚ましい中で、電気で動くようになった自動車。
そのカナメが電池。今はエンジン並みに大きいのがリチウムイオン電池
これを大幅に小型化するという電池を発明された。液体電池ではなく、全個体電池と呼ばれるもの。
液体より安全で、小型化できる。革命的な発明。
その記事を紹介する。
出展;Motor Fan illustrated Vol.131
2017年11月5日放送のTV番組「がっちりマンデー」で知りました。
トヨタ東京工業大学との共同開発によるもので、調べたら、特許出願もあるようだ。
さらに調べてみた。

トヨタ自動車(株)と東京工業大学の研究グループは、過去最高のリチウムイオン伝導率を有する超イオン伝導体を発見し、これを応用してリチウムイオン電池3倍以上の出力特性をもつ全固体電池の開発に成功しました。

とあり、電池出力が3倍だという。

自動運転自動車の時代がさらに確実になってきている。電池で動く自動車の便利さを担う技術が続々登場してきている。

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自動運転自動車「ニュース掲載ワード」ランキング

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自動運転自動車の日々のニュースを捉えた「ニュース掲載ワード」をランキングしてみました。

対象は、アナリスSite別館です。

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「自動運転自動車」の世界

「自動運転自動車」のニュースが毎日飛び交うようになっています。

このようなニュースをキャッチし本サイトに掲載する中で、無人

よる自動走行車が走る時代が近づいていると感じるようになりました。

「まだまだ先のこと?」と思っていた1年前とは、ガラリと変わり、

ニュースの数と質が変わってきていること思います。

自動車メーカーは、無人化を目指しつつも法整備がなされていない現在、

手動運転と自動運転の切り替え可能な自動車を開発し、徐々に自動運転の

機能を増やしていく技術開発戦略をとっているようです。

自動車メーカーが自動運転機能を増やす理由は、より安心・より安全を

目指し、事故が減らすためだとしています。

スバルのアイサイトで有名になった「衝突防止」機能。その機能は、も

はや、スバルだけのものではありません。

名前は違えど、トヨタ、ホンダ、日産、そして、海外メーカー、がその

機能を搭載した自動車を発売しています。

「衝突防止」機能を搭載することによって、事故が減ったというデータも

あります。そのデータをみると、当たり前のことと思いました。

https://clicccar.com/2016/01/26/351215/

衝突防止機能って、衝突しそうな時だけしか機能しないので、普通の運転

時に悪さをすることはほぼないからで、逆に、事故を起こしそうなときに

事故が減るので勿論、事故が減るというデータが取れるのは当たり前とい

うことになります。

一方、事故の原因になるのが、自動運転自動車だとする記事があります。

自動運転という知らないものが、誤動作をするであろうという懸念からの

記事です。テスラが事故を起こした。Google自動運転自動車が事故を起こ

したという記事があります。

それはまだまだ未熟な自動運転機能に対し心配する記事です。

ただし、その記事を読んでみて思うのが、確かに未熟さがあるのを感じる

部分がありますが、むしろ、かなりのレベルに自動運転機能が出来上がっ

てきていることを感じました。

理由は、走行距離が膨大に走っている中でのことです。また、事故が起こ

った背景に無謀な運転をする人の存在があったからです。スピード違反を

する運転手がいたり、無理やりに追い越そうとする人が運転する自動車が

いるからです。

仮に、自動運転自動車だけで走行する専用道路をつくったとしたら、事故

発生はどうでしょう?人が運転する自動車がゼロになれば、確実に事故が

減ると思いました。その理由は、自動運転自動車同士のルールをつくり、

例えば、走行する自動車同士が通信でコミュニケーションを取れるように

すれば、例えば、追い越し走行する前に、追い越してくることが把握でき、

事故を起こさない対処ができます。様々なことで事故を減らせることはほ

ぼ確実です。

しかし、公道で自動運転自動車の専用道路ができるのは、まだまだニュース

もなく、だれもそれを実現しようと動いていないと思います。

公道では難しいので、私道、つまり、私有地で自動運転自動車を動かす動き

はあります。法規制にかからなく、すでに自由にできるからです。

日産自動車の工場では、自動運転のバスが走行しています。無人だそうです。

日産は、すでにサービスとして、自動運転自動車を走らせています。日産に

してみれば、無人車の実験データを集める方法として行っているのでしょう。

勿論、日産だけのことではなく、トヨタをはじめ、様々な自動車メーカーが

自動運転の試験走行をしていて、路面の違いのデータであったり、天候によ

る違いのデータであったり、様々な無人走行時データをとっていることと思

われます。

2015年くらいの自動運転自動車のメインプレーヤーは、Google、それにト

ヨタ、日産、GM、などの自動車メーカーやUBERなどの配車サービス企業が

少ないですがニュース記事がでていました。それに法整備をしようとする動

きなどのニュースもありました。

まだまだ、そのような未来があるのかなーというくらいの雰囲気を感じまし

た。無人による自動走行車が走る時代は、近づいているとは思う一方で、先

の先という感触でした。

また、「U-BER」が自動運転自動車に興味を持っているというニュースがあ

ったり、単にクルマの市場だけのことではなくなってきている雰囲気もあり

ました。

スマホで呼べばすぐ迎えに来るハイヤーのようなサービスです。あっという

まに、日本にも上陸し銀座近辺でサービスをしているようでした。

この市場立ち上げの仕掛け人は、Googleだと思われます。

米国で走行実験を進めていて、公道での走行距離を延ばし、人工知能の学習

を進めたGoogleは、カリフォルニア州での公道実験を繰り返し、商用化の実

力を見せつけているいるようで、自動車メーカーの仲間入りをするのではない

かとのニュースに書かれていました。

その後、Fiat Chryslerと提携し、他の米国の自動車メーカーにも協業を呼び

掛け提携先を増やす作戦に出て、現在では、Google自らが自動車メーカーに

なることはないといわれています。

一方、自動車メーカー大手は、Googleが持ち込んだ流れを受けて、トヨタ

日産、GM、などがすぐに追従をしてきています。むしろ、主導権を握ろうと

技術開発を進めています。

トヨタは、人工知能の研究を行う子会社を作り、かつ、大学と協業しました。

日産は、自動運転機能を搭載した新型セレナを他社に先駆けて発売しました。

ブランド戦略ともいえますが、テストマーケッティングともいえます。

GMも勿論取り組んでいます。

遅れていたホンダは、2016年12月にGoogleと提携した。

これにより、トヨタや日産に対する遅れを大きく取り戻すことが予測される。

このような自動運転自動車の覇権争いが激化していて、遅れた企業が提携で

遅れを挽回するなど、企業ごとの戦略性が問われる状況がある。

それに対し、実用を阻む壁があります。道路交通法です。

国によって異なるようですが、基本「無人では公道を走れない」という法

律があります。

法整備が整うまでの間の製品は、自動運転支援と称し無人ではなく有人を

基本とした、「自動運転モード」に切り替え可能なものになります。

自動運転技術のレベルには、0、1、2、3、4が定義されている。

レベル4が完全自動運転で、無人が可能というもの。

レベル3は、緊急時のみ人、換言すれば、緊急時以外は自動運転というもの。

BMWは、レベル3の技術を保有しているという記事があります。すべての

公道を走れるだけのレベル3なのかは疑問がありますが、実用化が近いこと

はわかります。

日産は、新型「セレナ」を日本ですでに発売。道路整備が行き届いている、

高速道路のみに限定した自動運転機能を使うように設定されています。

ただし、このレベルの技術は、トヨタもすでにあると思われます。

オートクルーズ機能や自動駐車機能などは、CMになっているように、実用

化されています。

技術レベルは、まだまだ、これで終わりません。レベル4の完全自動運転

が来ます。商用化時期は、2025年といわれたり、2020年といわれ

たり、どんどん早まっています。

最後に、自動運転自動車は、IoTのブームが来ている中の最先端技術を搭載

しているのではないかと思っています。機械的に動くものを動かすAI技術

で、かつ、人間とコラボレーションするAIを目指している商品は、稀です。

なので、IoTに取り組む産業機器メーカー、家電機器メーカー、医療機器

メーカー、など様々なメーカーが、自動運転自動車の技術に着目している

と思われます。

今後も継続的にウォッチしていきます。

皆さん、このサイトに来てください。

by アナリス

続)全自動衣類折りたたみ機「Laundroid」の特許

前回出願書誌だけを紹介した、出願番号: 2011-537128 (特許5317239)の中身を見てみた。

まずは、4つの図面をみて欲しい。技術が想像できる方もいるだろう。

服の折る場所が示された図。

JPA1015198791_000013.gif

折る手順が示された図。狭持版を服に当て折っていく。

服を把持する部分が服を押さえ垂れ下がらせる。

JPA1015198791_000021.gif

折る手順。検出とは、内蔵カメラからの画像を使い、服の個々の位置を検出などの画像認識によるもの。

JPA1015198791_000016.gif

把持する手のような存在。

JPA1015198791_000008.gif

このように、挟持板、把持部、カメラ、などの内部構成部品が動作しながら、

服の折る位置が適切になるように内蔵カメラの画像を処理して検出し、

挟持板の服に当たる位置を調整し折る。それを繰り返しながら一連の作業を行い、すべて折りたたむというもの。

イメージを掴めたでしょうか?

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