特許探し「スピーカーなしに音が出るソニーのテレビ」技術
ここでは、うち1件目の登録特許にならなかった
特開2007-104602(特願2005-295635)について紹介する。
(57)【要約】【課題】パネルに表示される画像に対応した音声を効果的に出力する。【解決手段】パネル表示器102は、箱状の筐体103に、複数個の磁歪アクチュエータ104と、液晶タッチパネル105とが収容されて構成されている。磁歪アクチュエータ104は筐体103の底面に固定され、液晶タッチパネル105は、筐体103の側面にエッジ106を介して支持されている。磁歪アクチュエータ104は、液晶タッチパネル105の背面に、変位出力を伝達する駆動ロッド104aが当接された状態で配設されている。液晶タッチパネル105のLCDには、画像信号発生器111で発生された画像信号SVによる画像が表示される。磁歪アクチュエータ104は、音声信号発生器113で発生された音声信号SAに基づいて駆動される。これにより、液晶タッチパネル105が振動させられ、この液晶タッチパネル105から音声信号SAによる音声が出力される。
スピーカーなしで音が出るテレビ
酸化させないヘルシオ基本特許
出願番号: 2006-247624 公開番号: 2008-070018 特許番号: 4721996
出願日: 2006/09/13 公開公報発行日: 2008/03/27 特許公報発行日: 2011/07/13 審査請求日: 2008/09/03 登録日: 2011/04/15
【請求項1】加熱室内の熱媒体を送風装置により循環させる循環経路に、蒸気発生装置で生成した水蒸気を供給する蒸気供給部と、熱媒体を昇温させる熱媒体昇温部とを設けた加熱調理器において、 空気侵入防止手段により前記加熱室への外部の空気の侵入を防止し、加熱室内の酸素濃度を所定値以下に抑制した状態で食材の加熱を行うものであって、 飽和水蒸気または過熱水蒸気によって加熱を行う蒸気調理モードと、高周波によって加熱を行う高周波調理モードの両方の調理モードが可能であり、前記加熱室は熱媒体の排気路を有し、前記排気路にはそれを開閉するダンパが設けられており、 前記ダンパの排気方向風下側にあたる前記排気路の内側壁に湿度センサが配設されていることを特徴とする加熱調理器。
【請求項5】前記加熱室内の酸素濃度を0.5%以下に維持しながら食材の加熱を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
分析専門ブログ7年目
飽和水蒸気を加熱して過熱蒸気を発生させる装置を要件とした「ヘルシオの基本特許1号」
昨日ブログの「ヘルシオの基本特許1号」の補足です。
【請求項1】 被調理物が収容される加熱室と、それのみでも加熱調理が可能な熱風を前記加熱室に供給する前記加熱室外に設けられた熱風発生装置と、前記加熱室内の空気を吸込んで前記熱風発生装置に送り込む送風装置と、水を加熱して過熱蒸気を発生させる過熱蒸気発生装置とを備え、前記過熱蒸気により被調理物の加熱調理を行う加熱調理器において、 前記加熱室外に位置する熱風発生装置は、前記加熱室に開口する熱風吹き出し部を具備し、 前記熱風吹き出し部より内側の当該装置内に、前記過熱蒸気の吐出ノズルの吐出口を、過熱蒸気が前記熱風吹き出し部の開口に向けて噴き出す方向に配設したことを特徴とする加熱調理器。
【請求項7】 前記過熱蒸気発生装置は、水を飽和水蒸気に変化させる飽和水蒸気発生装置と、飽和水蒸気を加熱して過熱蒸気を発生させる装置とを一体化した一体型加熱装置であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の加熱調理器。
ヘルシオの基本特許1号
出願番号: 2002-326341 特許番号: 4334201
出願日: 2002/11/11 登録日: 2009/07/03
被調理物が収容される加熱室と、それのみでも加熱調理が可能な熱風を前記加熱室に供給する前記加熱室外に設けられた熱風発生装置と、前記加熱室内の空気を吸込んで前記熱風発生装置に送り込む送風装置と、水を加熱して過熱蒸気を発生させる過熱蒸気発生装置とを備え、前記過熱蒸気により被調理物の加熱調理を行う加熱調理器において、
前記加熱室外に位置する熱風発生装置は、前記加熱室に開口する熱風吹き出し部を具備し、
前記熱風吹き出し部より内側の当該装置内に、前記過熱蒸気の吐出ノズルの吐出口を、過熱蒸気が前記熱風吹き出し部の開口に向けて噴き出す方向に配設した
ことを特徴とする加熱調理器。
ヘルシオ技術の不思議
ヒミツは、100~300℃の過熱水蒸気。
過熱水蒸気とは、水を沸騰させ発生した水蒸気をさらに加熱して、100℃以上の高温状態にした無色透明の気体のこと。熱を効率よく伝え、焼く能力が高いことから、焙煎などの食品加工をはじめ、幅広い分野で使われています。シャープは、この過熱水蒸気システムを家庭用調理器に初めて※応用しました。
<過熱水蒸気システムの仕組み>
(1)水を水蒸気発生ユニットで加熱し、約100℃の水蒸気にします。
(2)水蒸気を新開発スーパースチームジェネレイター(過熱水蒸気発生ユニット)によってさらに加熱し、約300℃の過熱水蒸気(無色透明な気体)を生成します。
(3)この過熱水蒸気を庫内上部と両側面の3方向から、一気に食品に噴射して調理します。