2016-01-01から1年間の記事一覧

続報2)プロ棋士の頭脳に勝ったGoogle技術とは

強化学習という技術が AlphaGo をプロ棋士以上の脳に育てたことを前回書きました。 その出所は、文献“Mastering the Game of Go with Deep Neural Networks and Tree Search” Natureなのですが、英文ですし、かつ、技術的に難しい。 そこで、日本語で解説し…

続報)プロ棋士の頭脳に勝ったGoogle技術とは

前回紹介したGoogle技術は、論文記載の新しい手法とだけ説明した。 その手法は、強化学習というものらしい。 「強化学習」は、教師あり学習とは異なる学習手法らしい。教師データという予めに用意したデータがなくても、一人で勝手に学習するものらしい。 難…

プロ棋士の頭脳に勝ったGoogle技術とは

Alpha Go が凄いことが話題になっています。 その技術が具体的にどのようなものか気になっていました。ディープラーニングという機械学習によるものなのですが、ここまでは、IBMのWatsonなどと変わりません。機械学習は、予め優れた教師データを使い、頭を良…

Facebookの人工知能

人工知能がナビゲートする商品注文サービスをFacebookが開始するという。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160413/k10010477301000.html Facebookの次の一手になるのだろうか!?

AI作曲家が大学で産まれました!

大分、レベルが上がっているようです。人工知能(AI)は、囲碁、将棋、チェス、タクシー運転手、などで人間より上をいくところまで来ている記事が多くなってきましたが、今度は、作曲です。作曲家は、大学で産まれたようです。 まずは、お聴きください。ラン…

ディープラーニングが教師を超える理由

人工知能の進歩が目覚ましい。キー技術はディープラーニング。機械学習にカテゴライズされる。 機械学習は、教師データを入力し、頭が良くなるもの。その教師を超えられるかが疑問だった。 しかし、どうも超えているようだ。 例えば、将棋や囲碁で、トッププ…

AI運転手は、タクシー運転免許試験の路上試験に合格?

藤沢市で実証実験が行われた結果が発表されたという記事(※1)が出た。「車間距離が開きすぎ」との意見もあるようだが、9割弱が走行を「安定」または「やや安定」と回答したという。AI運転手は、路上試験に合格したということなのだろう。 ※1 ;日経WEB2016…

AIが悪い子に育った

AIが賢くなってきた。しかし、悪い子に育ったという問題が生じたようだ。育て方を間違えると、悪い子になるという事例。、人間と同じだ。機械学習の使い方として、今後、人間が学んでおくべきことと思いました。 「マイクロソフトのAI、ヘイト発言を「学習」…

今度は短編小説を執筆した。「人工知能(AI)はどこまで進出するの?

囲碁の棋士、自動運転の次は、小説家だという。 人工知能、小説も…人間と共作で文学賞1次通過「人工知能(AI)が人間と共同で「執筆」した短編小説が、国内文学賞の1次審査を通過した。 応募した2チームが21日、東京で報告会を開いて発表した。」引用…

自動運転、トヨタの大転換

トヨタは、これまで自動運転を人を支援するものと位置付けていたという。それを大転換するという記事だ。アシストではなく、完全に人が運転しない方向性を目指すという記事だ。「トヨタが方針を大転換。ドライバーが要らない「完全自動運転車」開発を目指す…

オーストラリアの自動運転、ピザ配達ロボ

オーストラリアで試験運用を開始した自動運転ピザ配達ロボドミノ・ピザが開発したという2016年03月18日の記事が気になった。 小型の4輪自律自動車で、ピザを熱々な状態で運搬できるボックス(冷たいドリンクを格納するボックスも)装備。バッテリー駆動で約2…

「人工知能」の高度化とオープン化

Googleのアルファ碁、IBMのワトソン、など、AIの進化が凄いことは、前回、記事にした。 では、マイクロソフトは、AI技術がないの?と疑問に思った。 調べてみたら、ありました。 人間の脳をモデルにコンピューターに画像認識や音声認識を行わせるディープラ…

最強の棋士がGoogle AI に3連敗

AIの進化が凄い!アルファ碁という名前のようだ! Google DeepMind チャレンジ 対局結果 - アルファ碁 対 李世ドル(全五局)2016年3月9日水曜日 http://googlejapan.blogspot.jp 2011年記事「米国の人気クイズ番組に挑戦し、2ゲームを通じて、ワトソンが最…

ついに起こした事故!自動運転技術力を測る

こんな記事を発見した。 自動車ニュースを読み解く1 自動運転の難しさ浮き彫りに - Google自動運転車、初の過失事故(引用[2016/03/06]マイナビニュース)http://news.mynavi.jp/series/motornews/001/ あーやはり!と思った人も多いことでしょう。しかし、こ…

3Dプリンタのパイオニア「ストラタシス」の特許出願動向

ストラタシスは、基本特許を保有していたとして有名。2009年に基本特許は期限切れしたようで、その後の出願動向を調べてみた。2005年以降出願数を増やしているようだ。 ただただ、日本企業は、これ以上の出願数を出している。さて、今後のビジネスは…

自動運転、ロボットタクシーで始まる!

自動運転車は、グーグルが開発中で、米国発のニュースがある。しかし、日本でも動きがあることが分かった。国と企業が推進する、実証実験。時代が変わると思った。 「ロボットタクシーは、IT大手のDeNAと自動運転技術を開発するベンチャー「ZMP」(…

「家を造る3Dプリンタ」の特許がある

特許まで取ってました。ビジネスとして本気なんですね。 「中国の建設のための新素材の研究開発を行なっているハイテク企業WinSun Decoration Design Engineering Co(Yingchuang)。90以上もの中国国内の特許を取得」引用;ものづくり情報サイト「i‐maker n…

実物の建物を造る巨大3Dプリンター「ビッグ・デルタ」

日経WEBに寄れば、最短1日で家が建つものだとある。方式は不明であるが、インクジェットのように必要な時だけ、抽出するもののように思われる。 1日で家が建つ!凄いですね。

「人工知能が運転手」の時代

「米グーグルが開発中の自動運転車について、米当局は搭載される人工知能(AI)を連邦法上の運転手とみなす方針を明らかにした。」(2016年2月9日 ロイター) 数日後、「2020年米大統領選には人工知能が出馬する?」2016年2月17日(Newsweek日本版) とい…

3Dプリンタ、特許出願ランキング

3Dプリンタの特許出願動向をみるために、特許出願数をマップ化しました。 セイコーエプソンがダントツ1位インク材料、製造方法、耐久性改善、などなど、様々な技術について特許出願しているようであった。 米国企業に先行されていた3Dプリンタの市場も…

デジタルファブリケーション・3Dプリンター

デジタルファブリケーション・3Dプリンター」というタイトルで、総務省が発行する情報通信白書に記事が掲載されている。「2025年には、最大60兆円と試算。(引用;総務省のHP;http://www.soumu.go.jp)とあって、規模が大きくなるとされる。 これまで主導…

リコーの光造形法製品は?

光造形法を使った3Dプリンタをリコーが扱っていますが、どうもプリンタは、リコー製ではなく、D-MECというJSRの関連会社製でした。自作しないのでしょうか?光造形法とは、光硬化樹脂に紫外線レーザーを照射して硬化させて、立体物を形成するという方法。そ…

リコーの3Dプリントサービス、カメラボディを製造

リコーのHPをみて、凄いと思いました。 カメラボディを3Dプリントで造るというもの。http://www.ricoh.co.jp/3dp/case/r_imaging/ 光造形という技術だそうです。2001年から開発していたようで、試作には使える技術のように見えました。製品製造も少量ならで…

3Dプリンタでの量産技術って、今後どうなるの?!

3Dプリンタをテーマに、これから市場動向、技術動向を情報分析してみようと思います。 フォーカスするのは、民生品の量産に使う技術にしようと思います。というのは、「ソニー、民生品を3Dプリンターで量産へ、高い生産能力を持つ装置を開発」(引用;2016/…