ウーバーの技術を特許で探る(1)

トヨタがウーバー(UBER)と協業拡大の記事があった。
トヨタがウーバーとの協業で「モビリティー・カンパニー」へと変革する!? 
8月28日に自動運転車に関する技術でUber(ウーバー)社との協業拡大を発表した ... 世界の自動車各社がこぞって「ライドシェア」大手との提携を急ぐ理由とは?(出展;clicccar.com(クリッカー) )
「ライドシェア」大手のUBERとなぜ協業するのか?は、色々な見方があると思うが、例えば、トヨタにとっての顧客という見方がある。大量に購入してもらえる顧客と考えると、提携する意味は大きい。
ただそれだけで、協業するか?自動車そのものの機能がどうあるべきか?ライドシェアに期待される機能がトヨタにはノウハウが多くあるとはいえない。UBERは、そのノウハウをもつ企業である。
さて、そのUBERのノウハウとはなにか?
ここでは、特許情報から何かがみえてくるのではないかと思い、UBERの特許情報を見てみることする。
まずは、日本の特許出願であるが、2012年以降に絞ってみると6件と多くはないことが分かった。
では、米国特許の出願を見てみると、多くの特許出願が存在していることが分かった。
意外と、日本特許庁に出願をしていないといえる。
米国特許情報の2012年以降の出願内容は、自動車の誘導に関するものなど、
当然、ライドシェアや自動運転に関わるものがあるようだ。
ブログ1回目としてはここまでにしておきます。
次回のタイトル「ウーバーの技術を特許で探る(2)」を楽しみに!
by アナリス

自動運転向けカーナビ技術、地図での覇権争い

もうすぐ近い将来に、自動運転車が公道を走ることになる。
その際のカーナビは、従来とは異なる。地図も異なる。
行き先の渋滞情報、速度規制などを捉えて、最適ルートを導いてくれるのは勿論、様々な進化が期待される。
従来の地図の覇権は、欧米で「HERE」というオランダの企業が、日本では、ゼンリンが高いシェアを持っている。
HEREは、自動運転向けに欧米の自動車メーカーと提携をしている。
一方、ゼンリンは、KDDI,など、日本企業連合の提携をしている。
因みに、パイオニアは、HEREと提携をしている。
特許出願を調べて見た。
HEREは、年々、出願数を伸ばしている。
因みに、日本特許は、少なく、欧米中心に出願をしている。
地域の取り合いなのか、それとも技術の取合いなのか?
トヨタや日産などの大手自動車メーカーがどうするのか?
技術にしても、地域にしても、特許出願の出し方を見て行けば、戦略が読めるように思った。
今後、見ていこうと思う。
地図やナビの覇権争いは、今後、激化すると思われる。
写真6.png
続きを読む

自動運転自動車のブログに動くイラストが

ブログには、文字だけだと読む気がしない。そう思う人のために、イラストを入れたい。
できれば、自動運転のブログなので、動きのあるイラストに出来ないか?
そのことを考え、お絵かきど素人の私は、1年模索してきた結果が、clip studio でお絵かきし、gifアニメにすることでした。

E088C3C7-0B69-48E8-9A7C-7E45855315CE.gif
下手くそ!!!
絵を描くのは、50年ぶり?
デッサンのプライベートレッスン3日、
iPadを買い、さらに、お絵かきツールのclipstudioを学び、
スタイラスペンを使い、やっと、ここまできましたというのが、私の実状。
これから上達しますので、まずは、こんなもんで許してください。
by アナリス

自動運転のBosch技術、Daimlerが興味がある理由を調べた

Daimlerが興味があるBoschの技術は、何か?特許情報で調べてみた。
Boschの技術には、メンテナンスサービスというレベルでは無い。
自動運転を完全自動運転、レベル4、5を目指せるレベルかまでは分からないが、
車両のエンジンに装備されたセンサー情報を使って物体を検知したり、エンジン内のガスを測定し温度調節するエンジン周りの制御技術があったり、自動車メーカー並みにエンジン内に適用する技術があり、かつ、IoT時代にマッチしたセンサー技術に関する特許を保有していることが分かった。
たとえば、
  • 特許番号: 6185970 車両の後方側面に隣接する物体を検出する方法
  • 特許番号: 6218200 ハンドジェスチャーを用いて、自動車内のユーザーによる情報とコマンドの入力のための新規なシステムを提供
  • 特許番号: 6092385 接続された広帯域ラムダセンサの機能不良時に内燃機関の制御装置の故障検出機能を検査するための方法 
  • 特許番号: 5950917  測定ガス空間内のガスの少なくとも1つの特性を検出するための、加熱装置を用いて加熱可能なセンサ素子の温度調整を行うための方法に 
これは、まだまだ一分である。
DaimlerがこのBoschの技術に興味があって、協業しているかどうかは不明であるが、
Boschの技術は、自動運転を無人化するのに、適用できる技術を保有していることが分かった。
黄色いクルマ斜視左向き.png
by アナリス
seesaa_profile_icon

DaimlerとBoschの協業の理由、技術の差

Daimlerは、高級車で知られるベンツを開発するメーカー。

日経 xTECH/日経Automotive

というDaimlerとBoschの協業の記事が出た。

一方、Boschは、ドイツを本拠とする自動車部品と電動工具のメーカーである。ウィキペディア

ホームページを調べて見た。ただし、フロントページからは完全自動運転との関わりをイメージし難かった。

顧客向けサービス紹介サイト

企業サイト

Daimlerは、なぜ、Boschと組む必要があったのか?

それで、完全自動運転との関わりは、何か、 Boschがそのような技術を保有しているのか?

特許情報を調べて見た。

比較するために、日産自動車の特許情報と比較してして見た。

グラフが以下。2010年以降の日本の特許出願数(失効分を含まない)で、3社を比較して見た。

Boschマップ.png
このグラフは、想定外だった。
Daimlerの出願が少いことに驚かされた。
Daimlerは、自動運転の画像処理やAI 処理技術、IoTなどのコンピュータ技術などを保有していないと思った。
一方、Boschは、日産自動車の出願数までには至ってないが、画像処理やAI 処理技術、IoTなどのコンピュータ技術などを保有するようだ。
Bosch特許出願数は、凄い。DaimlerがこのBoschの技術に興味があるのでは無いか?と思った。
協業した理由がここにあると思う。
今後、Boschの技術について、詳しく調べてみようと思う。
青いクルマ右向き.png
by アナリス
seesaa_profile_icon

台車型、自動運転車CarriRo

自動運転車の新しい形、それが台車?
確かに、Amazonの倉庫で使えそう。
一般企業にある台車がこれに変わることを想像してみると、「あり」。
レイアウト変更に使う台車が自律走行して、移動先に勝手に持って行ってくれる。CarriRoが欲しい。
original.png
ZMPの物流支援ロボットCarriRo、無人搬送機能搭載「自律移動モデル」を受注開始
株式会社ZMPは、物流支援ロボット「CarriRo」(キャリロ)の「自律移動モデル」を年内に販売開始する。 ZMPは、自動運転技術を応用したCarriRo Visual ...

「クローガー」、「R1」導入。自動運転車による宅配サービスの前進で

自動運転車による宅配サービスに取り組む「クローガー」、「R1」導入というニュースがある。

「R1」とは、nuro が開発する自動運転車で、宅配を想定し、荷物を詰め、ITで荷物にかかった鍵を解錠できるというもの。

走行の自動運転というよりは販売の自動化を、自動車のカメラなどのセンサを利用するものではないかと思われた。

【クローガー】、自動運転車で宅配サービス!アマゾンのドローン宅配よりも若干実用的?

クローガーはニューロが開発した自動運転車「R1」を宅配サービスに導入する。 ... R1は上部にあるカメラやレーダーなど様々なセンサーが機能しており、オート ... 同技術はオンライン注文や決済、ピッキングからシッピングなどの配送管理などを含んで ...
関連情報のリンク
ニューロ;https://nuro.ai
nuro;R1 動画