自動運転向けカーナビ技術、地図での覇権争い

もうすぐ近い将来に、自動運転車が公道を走ることになる。
その際のカーナビは、従来とは異なる。地図も異なる。
行き先の渋滞情報、速度規制などを捉えて、最適ルートを導いてくれるのは勿論、様々な進化が期待される。
従来の地図の覇権は、欧米で「HERE」というオランダの企業が、日本では、ゼンリンが高いシェアを持っている。
HEREは、自動運転向けに欧米の自動車メーカーと提携をしている。
一方、ゼンリンは、KDDI,など、日本企業連合の提携をしている。
因みに、パイオニアは、HEREと提携をしている。
特許出願を調べて見た。
HEREは、年々、出願数を伸ばしている。
因みに、日本特許は、少なく、欧米中心に出願をしている。
地域の取り合いなのか、それとも技術の取合いなのか?
トヨタや日産などの大手自動車メーカーがどうするのか?
技術にしても、地域にしても、特許出願の出し方を見て行けば、戦略が読めるように思った。
今後、見ていこうと思う。
地図やナビの覇権争いは、今後、激化すると思われる。
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