ウェイモ、ホンダ、GMの連合強化で自動車の次世代化が進む

ホンダとGMとの協業は、燃料電池電気自動車(FCEV)や2次電池に加え、自動運転にまで拡大強化した。

両社は、Googleから独立したウェイモとの提携をしていて、ウェイモ、ホンダ、GMが連合したと言える。

1)Honda Joins with Cruise and General Motors to Build New Autonomous Vehicle

Honda investment of $750 million values Cruise at $14.6 billion

October 3, 2018, U.S.A.

ホンダとGMは協業関係強化で「自動運転」の雄になれるか(ダイヤモンド・オンライン)

ホンダとGMは協業関係強化で「自動運転」の雄になれるか ... ホンダは10月、米・GM(ゼネラルモーターズ)と「自動運転技術提携する」と発表した。 ... ボルト・ベースの自動運転車開発に切り替え、すでに100台以上のテスト車両を運行させている。

2) 燃料電池電気自動車(FCEV)や2次電池の分野ですでに協業を行っている。

フォードやWVと自動運転技術で提携するARGO AI(アルゴAI)技術

自動運転技術で話題の「argo.ai 」について調べた。

www.argo.ai

アメリカの企業で、フォードと提携している。

独VW(フォルクスワーゲン)と提携する話もある。

独VW、フォード支援のアルゴに出資も-電気・自動運転提携協議

独VW、フォード支援のアルゴに出資も-電気・自動運転提携協議. Christoph ... ン(VW)と米フォード・モーターは近く、電気・自動運転車を巡る提携の枠組みで合意する。 ... VWはまた、自社の電気自動車技術をフォードと共有する構えだという。

「argo.ai 」は、買収をして、規模を拡大していることが分かった。

http://ex-press.jp/lfwj/lfwj-news/lfwj-biz-market/21205/

2017年10月にPittsburgh--Argoは、LiDARセンサの開発と商用化で広範な経験を持つ企業、Princeton Lightwaveを買収した。

Princeton Lightwaveの技術は、検出範囲と分解能を拡張するLiDARセンサ技術があるようである。

Argoの技術を補完し拡張する。

by アナリス

大森バルブの特許

TBSテレビのドラマ「下町ロケット」の第2話が本日放送される。
佃製作所は、第1話でコンペで大森バルブに技術の凄さで勝利した。
第2話の予告では、特許問題が発生するらしい。
ということで、シンプルに特許を調べて見た。
出願人が「大森バルブ」の特許出願人の特許を調べました。
しかし、存在しなかった。
架空の企業名だと思いました。ドラマですので当たり前。
一方、トランスミッションの特許、特に、トラクターのものを調べて見た。
井関農機ヤンマー、などの大手のトラクターメーカーの特許出願があることがわかった。
勿論、大森バルブの名前はなかった。
井関農機のトラクター製品を調べて見ました。
ありました。
photo04.jpg

井関農機は、「ダイレクトに変速するから、ロスが少ない動力切れの少ない変速」としていて、

ドラマの第一話の耕しのムラ軽減をする技術が井関農機にはあるのかもしれないと思いました。

もしかすると、大森バルブは、井関農機をイメージしたのかもしれないと思いました。

今回の佃製作所のトランスミッションは、部品が少なくて、壊れにくいというもの。
佃製作所の名前で特許出願して欲しいと思いました。

本日放送のドラマを楽しみましょう。

by アナリス

VERMICULAR(バーミキュラ)」の発明者は副社長!

「VERMICULAR(バーミキュラ)」とLEXUSとのコラボレーションイベントが10/6に行われた。
IMG_0127.jpeg
バーミキュラを開発した愛知ドビーの経営者2人の話が聞けた。
下町ロケットの佃煮製作所のように、技術で成功に導いた数少ない会社だと思いました。
2人は社長の土方邦裕氏と、副社長の土方智晴氏。
兄弟で経営するというよりは、2人の技術者のゼロから成功に導いた話だった。
鋳物ホーロー鍋の厚み、0.01mの厚み制御の技術があるという。
それが料理の味を変える。美味い料理のための0.01mだそうだ。
3年かけて開発した世界一の鋳物ホーローの技術が愛知ドビーにある。
そこで特許出願があるかを調べてみたら。
この鋳物ホーロー鍋の特許出願がでていた。
発明者は、土方智晴氏。副社長だった。
蒸気が外部に導出されるようにして、過度な圧力にならないように調節している方技術のようだ。
これが美味しくて、無水調理をする発明(コツ)だ。
詳細は以下公報をご覧ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

特許番号】特許第6238940号(P6238940)

(24)【登録日】平成291110日(2017.11.10)

(54)【発明の名称】調理鍋

(22)【出願日】平成27831日(2015.8.31)

JPB_006238940_000002.gif

【特許請求の範囲】

【請求項1】

  被調理物を収容し加熱調理する調理鍋であって、

  底面部、及び前記底面部の周縁から上方に延び上端部に本体側当接面が形成された側面部を有し、前記底面部と前記側面部とによって被調理物を収容する収容空間を形成する鍋本体と、

  前記本体側当接面と当接する蓋側当接面を下面に有し、前記収容空間を着脱自在に覆う鍋蓋と、を備え、

  前記本体側当接面と蓋側当接面とは加熱初期において全周に渡って当接するように構成され、

  前記鍋本体には前記本体側当接面と交わるように本体側シール面が設けられる一方で、前記鍋蓋には前記蓋側当接面と交わるように蓋側シール面が設けられており、前記本体側シール面と前記蓋側シール面とが一部において離隔し、残部において当接するように構成されており、

  加熱調理を行うことによって、前記鍋蓋が前記鍋本体から離隔するように前記本体側シール面及び前記蓋側シール面に沿って移動し、前記本体側シール面と前記蓋側シール面とが前記残部において当接した状態を保ったまま、前記本体側当接面から前記蓋側当接面が離隔することで、前記本体側シール面と前記蓋側シール面とが離隔している前記一部を経由して蒸気が外部に導出される、調理鍋。

「下町ロケット」特許

あれから3年、2018年10月14日にドラマが始まるが、ストーリーが続いているのかどうかTBSテレビのホームページを調べてみた。

HPでは、「あらすじ」ストーリーが書かれていた。それによると、続編であった。

下町の工場「佃製作所」の佃 航平(阿部寛)が主役で、登場人物は一緒であることがわかった。

また、前回が「ガウディ計画」、今回が「ゴースト」で、「佃製作所」の佃 航平社長の物語。

私は、今回の原作を読んでないので、ストーリーは分からないので、ドラマを楽しみにしている。

さて、本ブログでは3年前に記事を書いていた。佃製作所の特許のこと、など。

1)2015年11月21日 佃製作所の調圧バルブ特許は?

2)2015年11月22日 発明者 佃航平は、実在する?

3)2015年11月27日 下町ロケットの特許は架空でした!

4)2015年11月29日 下町ロケットの11/29放送の pmea って、架空?

5)2015年12月16日 【ガウディ計画】心臓人工弁の特許

6)2015年12月26日 ガウディ計画の人工弁の特許発見!

本ブログへのアクセスが最近増えていたので調べて見たら、当時の記事だった。
ここでは、当時調べた後の現在調べると何が分かるのか、試して見たので、この後、結果を説明する。
前回の発明の対象である「人工弁」について、調べて見た。
ドラマは、フィクションであるので、実在しないのは、当然である。
当時、
もしかすると、実在しする?
普段、目にもすることのない人工弁の特許って、本当にあるのか?
あるならば どの企業が出しているのか?
下町工場の特許であったりして!など
何もわからず、当時、調べて見たのであるが、
やはり、実在はしない、
類似の人工弁の特許は、存在した、
しかし、下町工場ではなかった、
などいろいろなことがわかった。
今回、再度、人工弁について調べて見た。
結果を紹介する。日本国特許庁の登録特許を紹介する。

 特許第6271015号(P6271015)

【発明の名称】植込み後に識別可能な外科心臓弁

JPB_006271015_000002.gif

この特許の出願人(企業名)は、米国に本社がある、エドワーズライフサイエンスである。

日本の下町工場ではなく、海外企業だった。

その企業のホームページを調べて見たら、特許だけでなく、製品になっていたようだ。

インスピリスRESILIA大動脈弁

https://www.edwards.com/jp/professionals/products/inspiris-resilia

products-inspiris-photo01_0.jpg

患った人を救う夢の医療機器である。

この例では、下町工場の特許や製品ではなく、親会社が上場企業の大手企業のもの。

このドラマはフィクションであるが、

下町工場の技術が、大手企業が求める技術レベルの高いものとなり、かつ、特許を保有し、

大手企業と対等に戦えるという話は、私を含めた技術屋の夢。

私は、そのような下町工場を応援します。

by アナリス

ウーバーの技術を特許で探る(1)

トヨタがウーバー(UBER)と協業拡大の記事があった。
トヨタがウーバーとの協業で「モビリティー・カンパニー」へと変革する!? 
8月28日に自動運転車に関する技術でUber(ウーバー)社との協業拡大を発表した ... 世界の自動車各社がこぞって「ライドシェア」大手との提携を急ぐ理由とは?(出展;clicccar.com(クリッカー) )
「ライドシェア」大手のUBERとなぜ協業するのか?は、色々な見方があると思うが、例えば、トヨタにとっての顧客という見方がある。大量に購入してもらえる顧客と考えると、提携する意味は大きい。
ただそれだけで、協業するか?自動車そのものの機能がどうあるべきか?ライドシェアに期待される機能がトヨタにはノウハウが多くあるとはいえない。UBERは、そのノウハウをもつ企業である。
さて、そのUBERのノウハウとはなにか?
ここでは、特許情報から何かがみえてくるのではないかと思い、UBERの特許情報を見てみることする。
まずは、日本の特許出願であるが、2012年以降に絞ってみると6件と多くはないことが分かった。
では、米国特許の出願を見てみると、多くの特許出願が存在していることが分かった。
意外と、日本特許庁に出願をしていないといえる。
米国特許情報の2012年以降の出願内容は、自動車の誘導に関するものなど、
当然、ライドシェアや自動運転に関わるものがあるようだ。
ブログ1回目としてはここまでにしておきます。
次回のタイトル「ウーバーの技術を特許で探る(2)」を楽しみに!
by アナリス

自動運転向けカーナビ技術、地図での覇権争い

もうすぐ近い将来に、自動運転車が公道を走ることになる。
その際のカーナビは、従来とは異なる。地図も異なる。
行き先の渋滞情報、速度規制などを捉えて、最適ルートを導いてくれるのは勿論、様々な進化が期待される。
従来の地図の覇権は、欧米で「HERE」というオランダの企業が、日本では、ゼンリンが高いシェアを持っている。
HEREは、自動運転向けに欧米の自動車メーカーと提携をしている。
一方、ゼンリンは、KDDI,など、日本企業連合の提携をしている。
因みに、パイオニアは、HEREと提携をしている。
特許出願を調べて見た。
HEREは、年々、出願数を伸ばしている。
因みに、日本特許は、少なく、欧米中心に出願をしている。
地域の取り合いなのか、それとも技術の取合いなのか?
トヨタや日産などの大手自動車メーカーがどうするのか?
技術にしても、地域にしても、特許出願の出し方を見て行けば、戦略が読めるように思った。
今後、見ていこうと思う。
地図やナビの覇権争いは、今後、激化すると思われる。
写真6.png
続きを読む